スッと頭に入る文章を目指して。自分の文章の作りかた #blogadvent

2013-12-12

こんばんは、cocoponです。 今回は、「読みやすい、頭に入りやすい記事を目指して、自分がどのように文章を組み立てているのか」についてまとめてみます。

この記事は、ブログがテーマのAdvent CalendarBlog Advent Calendar 2013」の12日目の記事です。昨日の記事は、conchikuwaさんの「たまにはブログへの愛でも語ってみるか。。。」。

まずは、思いついたことをすべて書く

記事を書くと決めたら、まずは思いついたことをすべて列挙します。 はじめは順番も表現も気にしません。思いつくままに、箇条書きでもよいのでガンガン書き出します。

それなりの分量になってきたら、似たもの同士をまとめて分類していきます。

特に伝えたいことを考えて、書く事柄を絞る

「伝えたい!」という思いが強いと、ついたくさん書きたくなってしまいます。でも、あれもこれもと詰め込んでしまうのは、かえって逆効果です。

人が一度に覚えられる量には限界があります。本当に伝えたいことがぼけてしまわないように、いろいろ盛りたい気持ちをぐっと我慢して、できる限り書く事柄を絞りましょう。

ユーザインタフェースの勉強をしていると、これと似た話がよく出てきます。 例えば、「インタフェースデザインの心理学」という本に載っている実験結果。お店でジャムを売るときに、欲張ってたくさん並べると売上が10分の1になってしまう…というもの。実に面白い。

この実験でもっとも面白いのは、ジャムを6種類並べたときには立ち止まった客のうち31%が購入したのに対し、24種類のときはわずか3%だったという点です。 (「インタフェースデザインの心理学」p.234 より)

流れを整える

話を伝える上で重要になるのが「ストーリー」、話の流れです。

全体の流れがしっかり通っているかどうか、先頭から確認してみます。 タイトルだけ流し見して、全体の流れはつかめるだろうか?タイトルと本文の内容は一致している?話はあちこちに発散せず、筋が通っているだろうか?…

表現を練る

流れが決まったら、文を見直していきます。

難しい言葉はないだろうか? 見つけたら、平易な表現に直します。 小難しい表現を使うのはカッコイイかもしれませんが、読み手に負担をかけてしまいます。

文字密度の高いカタマリはないだろうか? 見つけたら、情報を落としたり空行を入れたりして、崩します。 文字が多すぎると、読み飛ばしたくなってしまいますからね。

読み手にとって未知のキーワードはないだろうか? 見つけたら、前後できちんと説明します。 「はじめてこのブログを訪れた人」になりきって、前提知識を排除しながらチェックします。

口を動かして読んでみる

ここまでくれば、文章の構成はほぼ完成です。 はじめから終わりまで、声に出して読んでみます。脳内再生でもよいでしょう。

引っかかった部分、リズムの悪い部分は読みづらいので、書き直します。

繰り返す

この作業を何度も何度も、違和感がなくなるまで繰り返します。 気合を入れた記事や上手くまとまらない記事ほど、繰り返す回数が多くなるようです。

例えば、少し前に書いたVimの入門記事のリビジョン(更新回数)は116でした。

表現にかなり苦戦したんだよなぁ…。

おわりに

こうして書き出してみると、「相手に優しく、情報を効率よく伝える」という点でUIデザインとよく似ているのかなぁ、なんて感じました。 日々試行錯誤ですが、書いていくうちに悟りが開けるんじゃないかと期待しています。たくさん書いてレベルアップするぞ。

明日の担当はankou1060さんです。(Blog Advent Calendar 2013)

書いている人:cocopon

Developer/Designer. Web/iOSなどのフロントエンドを主軸に、UIデザインから開発全般まで手がける。