ひとりのエンジニアがフォント沼にハマるまで #CollaboTips

2016-08-04

LT(ライトニングトーク)ではありますが、久しぶりに発表してきました。「ひとりのエンジニアがフォント沼にハマるまで」というお題です。

Collabo Tips(コラボチップス)

Collabo Tips(コラボチップス)は、デザイナーとエンジニアの垣根を取り払いたい!と思う人たちの集うイベント。

今回は恐れ多くもデザイナーという立場から、エンジニアさんがデザインに興味を持ってもらえるような内容を目指して作ってみました。

テーマは「フォント」

LTなので、使える時間は限られています。数あるテーマの中から今回は「フォント」にフォーカス、純粋なエンジニアだった自分がどのようにフォント沼(=際限ないフォント購入への道)にハマったのかをお話しました。

短い時間でも何か情報を持ち帰ってほしいと思い、自分がお世話になった書籍の紹介を中心に構成しました。フォントっておもしろそうかも…なんて感じてもらえれば何よりです。

ひとりのエンジニアをフォント沼に引き込んだ本たち

当日の資料で紹介した書籍たちを載せておきます。

フォントのふしぎ

フォント沼の入り口。書体デザイナーの小林章氏が、優しく・面白く、フォントを取り巻く様々な不思議を解説してくれる本。ページいっぱいに印刷された「S」の文字が脳裏に焼き付いて離れません。黙って読むべし。

欧文書体

「フォントのふしぎ」でフォントの魅力に取り憑かれたら、次はこの本。同じく小林氏によって書かれたものです。定番フォントの解説や歴史、小林氏の手がけた書体改良プロジェクトの小話など。わくわくが止まりません。

唯一残念なのは、Amazonではもう在庫切れなこと。プレミア価格になっているようです…。 (※2016-08-04追記:少ないながら在庫復活しているようです。よい本なのでこの機会にぜひ…!増刷しないのかな…)

欧文組版

先の2冊でフォントについてたっぷり学んだら、実際組む(=配置する)ための知識を仕入れよう。こちらはより実践的な内容。字間・行間をどのくらい空ければいいのか、見出しと本文のフォントはどのように選定すればよいか、…などなど。

当日の記録

当日の様子は、グッドパッチの森田さんがグラフィックレコーダーとしてリアルタイムで記録してくれていました。みんなの発表がスラスラと絵にまとめられていくのは本当にすごい。感動します。

おまけ:ノンデザイナーズ・デザインブック

今回は誰かと被ると思ってあえて紹介しませんでしたが、わたくしcocoponの人生を変えた1冊。これからデザインを学び始めるなら、 迷いなく この一冊をオススメします。また別の機会にじっくり紹介したいところです。

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