アイディア帳を、肌身離さず持ち歩いている。 いつ降りてくるか分からないアイディアを、逃さないように書き留めておくためのノート。
文房具というものは、長かれ短かれ、人生のひとときを共に過ごすパートナーだ。 そして、いちばん身近なインタフェースでもある。
自分は、書き残し、振り返る体験を大切にしたい。
今まで、アイディア帳にはモレスキンを使っていた。 ハードカバーの存在感、角丸の手触り…評判どおりに素晴らしい。
でも、ひとつだけ、気になっていることがあった。
「このハードカバーは、使い捨てなのか?」
アイディアで一杯になったノートは、もちろん捨てずにしまっておく。 でも、苦楽を共にしたそのノートは、もう家を出ることはないのだ。
もっと大事に、長く使いたい。
そんなときに紹介してもらったのが、この「トラベラーズノート」。
中身を差し替えて使うタイプだ。 本革のカバーは、使い込むほど味が出てくる。
先日、このノートのことを教えてくれた方が、専門店を案内してくれた。
店内に広がる、トラベラーズノートの世界観。 このノートにかける愛が、空気で伝わってくる。
自分が購入したのは、パスポートサイズ。
トラベラーズノートのカスタマイズ性は無限大。 公式サイトには、「自分だけの、世界でひとつのノート」がたくさん並んでいる。
店内にあるスタンプを押せば、自分だけのノートのはじまりだ。
このノートは、どんなアイディアで埋まるのだろうか。
そのうちいくつを、世に送りだせるだろう。