文房具のカタチ、その美しさに気づく – 無印良品にて

2012-11-27

「何かをつくってやろう」というクリエイティブな気持ちを維持するのは、なかなかむずかしい。 この前の3連休は、何だかやる気が湧いてこなかった。

そんなとき、何気なく寄った無印良品で、このシャープペンに出会う。

ごく普通の、製図にも使えそうな形のシャープペン。 でもそれがなぜか、とても心に残っていた。

家に帰ってから、頭の中のイメージを絵にしてみる。

…うまくいかない。 ほんの少しでも角度がおかしいだけで、違和感が全体に広がってしまう。

なるほど。

格好良いシャープペンをつくるのは、そう簡単なことではない。

それでも、参考資料の力を借りながら、なんとか形にする。 デザインの素人は、仕上げるまでに時間がかかるのだ。

普段何気なく使っている文房具にも、作り手のプライドと魂が込められている。

たまたま出会った1本のシャープペンから、大事なことを教わった気がする。

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